※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

妊娠中・授乳中はマカの摂取を控える

妊娠中・授乳中は、マカが配合されたサプリメントの摂取を控えるべきとされています。
マカには優れた健康効果があるものの、妊娠中・授乳中の摂取に関しては安全性が確認されていません。
マカは不妊の改善に役立つ健康食品として知られていますが、妊娠が確認できた時点で摂取を中止すべきです。摂取を再開するのは、授乳期間が終わってからにしましょう。

妊娠中のマカの摂取は避けるべきとされている

多くの健康効果と美容効果があるマカですが、妊娠中や授乳中の摂取は基本的に控えるべきとされています。

妊娠中の摂取は安全性の確認ができていない

摂取を控えるべきといっても、妊婦や胎児に悪影響を及ぼすマカの成分が確認されたわけではありません。摂取を控える理由は、安全性を確認するための十分なデータがないためです。

・妊娠中の摂取に関する十分なデータがない
妊婦や胎児を対象とした実験は、倫理上の問題から行うことができません。そのため、妊娠中のマカの摂取については、安全性を確認するための十分なデータが得られていません。
医療の分野では、安全性の確認が不十分なものは使用しないという原則があります。そのため、妊娠中はマカの摂取を避けるべきとされています。

・野菜としての摂取は問題ない
マカは、原産国のペルーでは食材としても一般的に利用されています。そのため、通常の食事での摂取に関しては、妊娠中でも安全性が確認されています。

国立健康・栄養研究所の『「健康食品」の安全性・有効性情報』にも、妊娠中のマカの摂取に関して、「通常食事に含まれる量の摂取ではおそらく安全である。通常の食事以上の量での安全性は十分な情報がないため、摂取は避ける」と記載されています。

ただし、日本では生のマカは基本的に流通しておらず、マカは基本的にサプリメントで摂取されています。日本では、食事でマカを摂取する機会はほぼありません。
日本では、妊娠中のマカの摂取は原則として避けるべきです。

妊娠中は体調変化が起こりやすい

妊娠中は通常の健康状態ではなく、体調不良を起こしやすいデリケートな時期です。妊娠中には、マカに限らず大きな体調変化をもたらすサプリメントを摂取するのは原則として避けるべきです。

マカは安全性の高い健康食品ですが、その安全性の高さは、あくまでも健康な大人が使用した場合のものです。
妊娠中は体調や体質の変化が起こりやすく、妊娠前には問題がなかった成分に身体が反応して、アレルギー症状などの体調不良が起こる場合があります。

妊娠中に体調が悪化すると、お腹の中の赤ちゃんにも悪影響が及びます。体調悪化のリスクを極力避けるためにも、妊娠中のマカの摂取は控えるようにしましょう。

妊娠が分かった時点でマカの摂取を中止する

マカは、古くから生殖機能を向上させる薬草として利用されており、多くの妊活サプリに配合されている成分です。妊娠に役立てるために、マカを摂取している人が多くいます。

しかし、妊娠中のマカの摂取は原則として控えるべきです。そのため、妊娠が分かった時点でマカの摂取は中止するようにしましょう。

関連記事:マカは不妊の改善に役立つ

授乳中もマカの摂取は控える

授乳中も、マカの摂取を控えるべきとされています。
妊娠中と同じく、母乳や乳児に対して悪影響を及ぼすマカの成分が発見されたわけではありません。授乳中の摂取を控えるべきとされているのは、安全性を確認できる十分なデータがないためです。

・授乳中に摂取した成分は赤ちゃんに影響する
授乳中にはタバコ・アルコール・カフェインなどの摂取を控えるべきとされています。授乳中に摂取した成分は、母乳中に分泌されて赤ちゃんに影響を及ぼすためです。
マカの成分が赤ちゃんに悪影響を及ぼすというデータはありませんが、安全性が確認されたわけでもありません。授乳中には、原則としてマカの摂取を控えるべきです。

・授乳中も体調変化が起こりやすい
妊娠中と同じく、授乳中も体調変化が起こりやすい時期です。授乳中の母親の体調が悪化すれば、赤ちゃんにも悪影響が及びます。
体調悪化のリスクを極力避けるために、妊娠中だけでなく授乳中のマカの摂取も控えるようにしましょう。

マカの摂取は、妊娠が分かった時点で中止して、授乳期間が終わってから再開することをおすすめします。

摂取したい場合は必ず医師に相談

マカ配合のサプリメントの多くには、妊娠中・授乳中の摂取を控えるよう記載されています。しかし、医師に相談のうえで利用するよう記載されている製品もあります。
妊娠中や授乳中のマカの摂取は原則として控えるべきですが、どうしても摂取したい場合は、必ず医師に相談してその指示に従うようにしてください。