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マカを摂ったらひどい頭痛が その原因は

マカには副作用はない」といわれますが、血管を広げる作用があるため、頭痛を引き起こす可能性があります。
特に起こりやすいのは偏頭痛です。
血流が改善すればなくなる症状ですが、なぜマカで頭痛が起こるのでしょうか。

マカの主成分はアルギニンです。
アルギニンはアミノ酸の一種で、血管を拡張して血流を改善する効果があります。
アルギニンには体内で一酸化窒素を生成する働きがあり、この一酸化窒素が血管を拡張します。
すると血流が良くなり、高血圧の改善や動脈硬化の予防になるのです。

ところが、これが偏頭痛の原因になることがあります。
偏頭痛とは頭の血管が拡張しておこる頭痛のことで、片側あるいは両側のこめかみとその周辺が「ズキンズキン」と脈打つように痛む症状が起こります。
人により頻度は違いますが、吐き気や嘔吐を伴うことがあります。

現在、偏頭痛のメカニズムにはいくつかの説があります。
一つは「血管説」で、偏頭痛の原因として挙げられているのがセロトニンの作用です。
セロトニンは血管を収縮させる作用があり、これが分泌されて一時的に収縮した血管が時間とともに分解されることにより、血管が拡張してしまうと考えられています。
マカにはセロトニンの生成を抑える作用があるため、アルギニンの血管拡張作用が強く出ると血液が一気に脳に流れ込んでしまいます。
そのため、偏頭痛になると考えられます。

もう一つ、「三叉神経血管説」というものがあります。
これは何らかの原因で三叉神経から血管を拡張させる神経伝達物質が分泌されることで、偏頭痛が引き起こされるというものです。

この説のどちらにせよ、血管が急激に拡張することで偏頭痛が起こるとされています。
マカのアルギニンには血管拡張作用があるため、普段血流が悪い人や血液ドロドロの人がマカを摂取すると、偏頭痛が起きる可能性があります。
血液ドロドロだと、マカの作用が半減してしまいます。生活習慣を見直し、血液サラサラを目指しましょう。